基礎の話2
今日は、小田切です。
前回に続き基礎についてですが、他の建築会社さんがあまり話題にしないところを少々書いてみようかと思います。
当社では、「基礎断熱」を基本にしております。(お客様との相談の上で変更は可能です)鉄筋の太さやピッチ、コンクリート自体の強度は私共を含め各社過剰スペック気味になっていますので心配ないと思われますので、触れません。
コンクリートが当初保持している水分が、当然水蒸気として放湿(放出?)されるわけですが、低温度の床に接すれば当然結露します。(夏に冷房した時の、逆転結露のことになります。)そこで、24時間換気のダクト(排気)を床下にも配することにしております。また、床下も断熱ラインの内側になるため、床上との温度差もほとんど無い状態です。
さらに、ベースと立ち上がり(布基礎部)の間のコールドジョイントに少し手間をかける事にしています。
床断熱の場合、アイシネン以外の空気を通す断熱材では床材と断熱材の間で逆転結露の可能性を否定できません。
以上、ちょっとした自慢話でした。